城博とコラボ 土佐清水散策

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10月14日、高知城歴史博物館による「地域散策会」が土佐清水市内で行われました。高知カツオ県民会議との連携事業の一つで、高知新聞の福田仁記者が案内役を務めました。40人余りが参加し、バスで高知~土佐清水を往復しました。

写真1(城博提供)は、土佐清水市中浜で宗田節を生産する「新谷商店」でのひとこま。地元でこのような加工場は「節納屋(ふしなや)」と呼ばれます。土佐清水では昭和中期、ソウダガツオを原魚とする宗田節の生産に移行しました。その源流は、江戸期に本格化したかつお節製造です。新谷商店では、カビを付けた「カビ付き」節と、カビを付けない「裸節」の違いなどを解説していただきました。かつお節も宗田節も「製法の基本は同じ」との話も聞けました。

この中浜地区は、ジョン万次郎の生誕地。写真2は、万次郎も使ったと伝えられる井戸です。区長さん(写真2の左端)のご案内で、普段は入れない敷地内に入り、中をのぞくことができました。底には、澄んだ水がたたえられていました。

参加者の皆さんは、ほぼ全員が節の生産現場を見るのは初めて。ツアーは日帰りで、往復に約5時間と、行程はいささかきついのですが、この土地ならではの魅力を感じていただけたのではないでしょうか。

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中浜地区以外に訪れた主な場所は、以下の通りです。

○高知県漁協清水統括支所の「活かしサバ魚槽」(清水地区)
江戸期に紀州カツオ漁民が建立した地蔵(同)
江戸期に室戸漁民団が建立した鯨供養の石碑と地蔵(窪津地区)
太平洋戦争期の「震洋艇」格納壕跡(越地区
江戸期の灯明台(松尾地区)


土佐清水の宗田節の歴史について詳しく知りたい方は、「高知カツオ県民会議」ホームページのアーカイブに入り、高知新聞連載「漁の詩(すなどりのうた)」をご覧ください(無料)。


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Commented by katsuonews at 2018-10-16 16:48
地道だけど、素晴らしい活動だと思います。参加したかったなぁー
by katsuonews | 2018-10-16 16:35 | Comments(1)

カツオがやばい!って知ってました?


by katsuonews