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カツオ学会で県民会議をアピール!受田会長代理が特別講演

 7月7日、東京海洋大学越中島キャンパス(江東区)で、日本カツオ学会の平成30年度セミナーがひらかれました。高知カツオ県民会議会長代理の受田浩之高知大副学長は、カツオ学会の副会長。100人近くが、階段教室で2時間半、カツオをめぐる様々な課題の発表に触れました。
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 受田先生は、特別講演で、カツオ県民会議の発足と活動について、全国からの参加者に紹介。日本遺産への登録を進めていることにも触れながら「カツオを守る県民会議の運動を、国民運動とするため、ともに手を携えて運動できるよう、支援をお願いします」と訴えました。
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 セミナーには、高知県かつお漁業協同組合の中田勝淑組合長や、6月30日に、高知城歴史博物館の文化講座で「鰹を獲る~鰹漁の技」と題した講演を大成功させた土佐佐賀鰹船主の明神好和さん、土佐清水の船主、松下功さん、黒潮町の大西勝也町長、竹内太一・土佐料理司社長も参加。
 高知以外では、鹿児島県枕崎市の前田祝成市長や、カツオだし大手「にんべん」の高津克幸社長も来ていました。

 カツオ資源の状況や、標識の放流調査に関する基調講演に続き、持続可能なカツオ漁業とMSC認証に関して、鈴木允さんが基調講演しました。
 MSC認証とは、海洋管理協議会の厳正な環境規格に適合した漁業で獲られた水産物にのみ認められる証、すなわち「海のエコラベル」です。
 鈴木さんは昨年11月の県民会議のシンポジウムに参加し、MSC認証とカツオを守る運動の連動を発想。持続可能な資源管理と、消費・流通をつなげる活動を進めてきました。
 消費・流通の面では、生協連とイオンが先進的な取り組みを展開していることが紹介されました。また、全国展開する多くのスーパーに取り組みがここ1,2年で広がっていることも明らかになりました。
 鈴木さんは、講演の最後に「国民運動にすることは本当に大事だ」と、カツオ県民会議への連帯を表明してくれました。
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越中島キャンパスのそばに
ある明治丸
(東京支部情報管理室 西野秀)
こんな紹介記事もでています
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by katsuonews | 2018-07-07 21:50

カツオがやばい!って知ってました?


by katsuonews